こんにちは!
埼玉県坂戸市に拠点を構え、橋梁塗装工事・鋼構造物塗装工事、外壁などの塗装工事や外壁リフォームの工事を手掛ける、ペンシャル株式会社です。
弊社は、日々お客さまにご満足をいただける高品質な施工を心がけて、関東一円で活動しております。
塗装工事の工程に素地調整(下地処理)があります。
その素地調整の中でも、主に鉄部への素地調整を指すケレン作業は重要工程です。
今回は、「教えて!ケレン作業の種類」と題してご紹介したいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
ケレン作業の重要性
ケレン作業とは素地(外壁材や鉄部など)の目荒し、または清掃のことを指します。
目荒らしとは、素地の表面に傷をつけることで、塗料の密着を良くする作業です。
サンドペーパー(紙やすり)やサンダー(機械やすり)を用いて、塗装をする前に下地処理をします。
ケレン作業を行うことによって、高圧洗浄では落としきれなかった細かい汚れを落せます。
鉄部は、表面にさびが出てザラザラしていることが多いため、さびを落として表面をなめらかにします。
塩ビ質のツルツルした表面は、目荒らしでわざと傷をつけ、塗料の密着を良くします。
ケレン作業を行わなければ、塗膜と下地との密着性が悪くなり、すぐに剥がれたり、膨れたりと、施工上の不具合が発生してしまいます。
塗装を行う前の下地処理の段階で行う作業で、一般的に、高圧洗浄の後に行います。
ケレン作業の分類
1種ケレン
劣化が激しく、腐食が進んでいる場合に行われます。
赤さびや黒皮(ミルスケール)などを完全に除去するケレン作業です。
橋梁や船舶の防食目的、鉄筋コンクリート造の外壁塗膜の完全除去に行われる作業で、基本的に一般住宅で行われることはありません。
主にブラスト工法やウォータージェット工法呼ばれる機械で塗膜を落としていきます。
2種ケレン
錆びや脆弱塗膜が均等に広がり、状態がひどい場合に行うケレン作業です。
主に金属屋根や鉄部、木部の下地処理に用いられます。
費用が高いため、一般住宅ではなく鉄骨構造物で行われます。
薬剤を使わずにワイヤーブラシやディスクサンダーなどの電動工具を使用し、古い塗膜やさびを除去します。
電動工具で処理しきれない部分は手工具で行います。
一般的に、活膜は残す場合が多いですが、活膜面も全て目荒らしします
3種ケレン
最も一般的なケレン作業です。
古い塗膜の剥がれやさび、汚れなどが比較的少なく軽度な場合に行われます。
ワイヤーホイール、ディスクサンダーなどの電動工具を使う場合もありますが、主にスクレパーや紙やすりなどの手工具で劣化している部分を除去します。
活膜と呼ばれる劣化していない塗膜は残して、錆びや浮いている塗膜を除去します。
4種ケレン
さびや汚れが少なく、比較的状態の良い鉄部などに行うケレン作業です。
目荒しを行い新塗膜の密着を良くする目的で行われます。
電動工具は使わず、基本的に紙やすりやブラシなどを使用して除去します。
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